新型コロナ はや3年 その4
- 2023.02.10
- 院長ブログ
関東方面は大雪ですね。転倒してお怪我などなさらぬように!
感染症法上2類相当であると、何故診療に支障をきたすのかということですが。 2類であることの最大の問題は、コロナに感染すると原則隔離ということです。また濃厚接触者も同様です。しかし、現在入院すると病床が足りなくなり医療ひっ迫を招くため、軽症者・濃厚接触者は自宅待機となっております。(実は軽症者がほとんで対症療法のみです。入院治療する必要がないからです。)
当院は形成外科・皮膚科ですので怪我・ヤケドの方が来られます。怪我の方に縫合が、必要となる場合があります。仮にこの方がコロナに感染しており、縫合術をおこなった場合に濃厚接触と判定されてしまう可能性高くなります。判定されれば、当然クリニックは休診となってしまいます。その対策として防護服を着て縫合となりますが、これは現実的ではありません。「PCR検査とか診察はそれで行っているのだから出来るだろうと?」反論されるかもしれませんが、予定手術ではなんとかなりますが、緊急で最低3人が防護服を着て手術をすることは、個人のクリニックでは難しいと考えております。(困難な理由は、他にもありますが・・・)
ではこの3年の間どうしたのか?風邪症状のある方は、お断わりしました。 しかし、そうでなければコロナ前と変わらず、手術しておりました。幸い何も起こりませんでしたが、今も休診覚悟です。
2類から5類になれば休診覚悟で、診療する必要がなくなります。すなわち、ほぼストレスなく通常の診療が出来るということです。 続く
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