眼瞼下垂について
眼瞼下垂とは、簡単にいってしまうとまぶたが上がりにくくなってしまった状態のことを言います。まぶたは神経が筋肉に指令を送ることで上がります。筋肉と神経のどちらかに異常がある場合この症状があらわれます。
目が開けづらいだけでなく、肩こりや頭痛の原因になることもあります。
眼瞼下垂の原因
その原因は先天性のものと後天性のものとに分けられます。
先天性の場合
生まれつきまぶたを動かすための筋肉を持たないケースや筋肉が神経伝達の障害など、何らかの理由で動かせないといったケースが当てはまります。
後天性の場合
上まぶたの筋肉が老化やなどで弱ることで起きますが、その筋肉の弱体化の原因としては様々なものがあります。
パソコンのようなOA機器を一日中使う仕事などで目を酷使したり、誤ったメイクや過度のメイク、ハードコンタクトレンズの着用、過度にまぶたを擦っていた場合などが挙げられます。このため本疾患は老年層だけでなく若年層にも見られる疾患です。
症状としてはまぶたが重く感じたり、上まぶたが黒目にかかるため黒目が小さく見えたり、片目がしっかりと開くことが出来ない、上まぶたが窪むといったものがあります。また病状が進むと額のシワが増えたり、頭痛や肩こりといった症状も起こり得ます。
眼瞼下垂手術について
上まぶたの眼瞼挙筋を縫い縮めまぶたの開く力を強化し、目の縦の幅を広げます。